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前回、街コン常連になってしまったヤッさんにスーツで参加してもらいました。
今回はその続き、第３話です。
２人の女性と後日会うことになってウハウハのヤッさん。
浮かれているので厳しいツッコミを入れました。
「ヤッさん、デートもスーツで行く気？前みたいな私服だと１００％ガッカリされるよ」
動揺するヤッさん。
その様子を見て、私はこのようにアドバイスしました。
「ヤッさん、ボトムスを買いましょう。」
“街コン後の食事デートで私服がなくて焦るヤッさん③【ボトムスを変えればカッコイイコーデができる】” の続きを読む
婚活という言葉は、すっかり定着しました。
婚活の代表格と言えば「街コン」「婚活パーティ」ですよね。
よく似ているけど、どう違うのか？
私の運営スタッフ経験をもとに、形式的な違いや参加者の傾向の違いなどをお話します。
最近、街コンと婚活パーティの違いが少なくなってきています。
少し前までの街コンは、商店街をあげて複数の店舗を巡りつつ異性と話をするものでした。
今は、１店舗だけで開催する場合も街コンと呼ぶことが増えています。
街コンと婚活パーティの特徴をまとめると次の通りです。
・ビュッフェ＋飲み放題付き
・料金は高め
・カップル成立発表なし
・立食、着席型、ミニゲームなどあり
街コンは気軽さを重視しています。
合コンを何組も一気にするような雰囲気と言えばいいでしょうか。
食事や飲み放題付きですが、その分料金はやや高めです。
・食事は軽食のみが多い
・１対１の着席型が主流
・気になる異性を申請してカップル成立発表をすることが多い
婚活パーティでは、食事はほとんど出ません。
簡単な軽食とワンドリンクぐらいが多いです。
基本的には１対１で話すことになります。
食事が出ない分、料金は街コンよりも低いことが多いです。
形式的な違いはこれぐらいにして、ここからが本題です。
よく似た感じの街コンと婚活パーティ。
でも、参加者の意識が全然違うのです。
あなたが参加するべきなのはどっちなのか？
これは、あなたがどんな人なのかでおすすめが変わります。
いくつか事例をご紹介しますので、イメージをつかんでください。
まず、異性との人脈を広げたい人は街コンがおすすめです。
・合コン相手を増やしたい
これぐらいの気持ちなら街コンがおすすめです。
いい人がいれば直接アタックすればいいし、いなくても「合コンしませんか」と誘うことで出会いのチャンスを広げることができます。
婚活パーティでは基本的に１対１の関係です。
「合コンしませんか」と声をかけるのには向いていません。
婚活パーティのほうが敷居が高いので、参加者の本気度も高め。
その場所で相手を見つけようという意識が高いです。
婚活パーティ：恋人候補探し
街コンの企画内容にもよりますが、こんなイメージで良いと思います。
もしあなたが大企業や公務員、経営者など一定の社会的ステータスがあるなら婚活パーティがおすすめです。
仕事や収入が武器になるのは、圧倒的に婚活パーティです。
街コンでは外見の好みとか、話が盛り上がるという点が重視されがち。
思ったより仕事は武器にならないんですよ。
婚活パーティでは、相手のプロフィールをしっかり見る人が多いです。
本気度が高いので相手のことをじっくり知ろうとするから当然かもしれません。
・仕事と家の往復で出会いがない
・ルックスに自信がない
・話し上手でもない
こんな人は街コンよりも婚活パーティのほうが成果が出やすいと思います。
逆に、仕事より人柄を見てほしい人は街コンのほうが有利な傾向があります。
婚活は、有利な場所で戦うのが鉄則。
自分の武器が１番いかせる場所はどちらでしょうか。
あなたは、こんなタイプではありませんか？
・騒がしい場所が苦手
・一度にたくさんの異性と話すと疲れる
こういうタイプの人は、街コンも婚活パーティも疲れるだけかもしれません。
訓練だと割り切って、慣れるまで通うというのもありかもしれませんが…
もし人見知りしてしまうタイプなら、街コンや婚活パーティよりもおすすめがあります。
複数の人が集まる婚活ではなく、初めから１対１でじっくり話すタイプの婚活サービスを利用しましょう。
ちょっと敷居が高いですか？
最初はみんなそう思うんですけど、１度やってみると楽なんですけどね。
気分的には１対１の合コンみたいな感じでしょうか。
大手でいうと「パートナーエージェント」などが有名です。
喫茶店で落ち着いてお互いの仕事や暮らしぶりを紹介することができますよ。
このタイプの婚活のメリットは相手の品定めが発生しないこと。
街コンや婚活パーティでは、複数の異性と一度に会いますよね。
「あっちの人のほうが好みだな」
「あの人のほうが盛り上がったなあ」
無意識のうちに比べてしまうので、あなたの良いところが見えにくくなることがあるんです。
人見知りの人には、ちょっと不利です。
心当たりがある人は、街コンや婚活パーティ以外の婚活にも目を向けてみてくださいね。
私は街コンの運営スタッフを経験しています。
スタッフ目線で服装について語る当ブログに、昨日、こんな質問が届きました。
建前は置いといて、工場勤務の男性は実際どうなのか？
私が過去に見た参加者を例にご紹介します。
私がお手伝いした街コンの中にも、工場勤務の男性はたくさんいました。
工場勤務と言っても、現場管理の人もいればライン工の人もいます。
食品を扱う会社、精密機器を扱う会社…様々です。
１００人対１００人ぐらいの規模になれば、感覚的には１０人ぐらいが工場勤務という印象ですね。
実際、工場勤務の男性はモテるかモテないか？
一言で言うと「モテないけど不利でもない」
スタッフとして見ていて気づいたのですが、職業が武器になることは少ないですよ。
公務員・医者ぐらいではないでしょうか。
確かに、工場勤務と言うと女子ウケはそんなに良くありません。
でも、大丈夫。
社会人経験を積んでいる「まともな女性」なら、ちゃんと人柄を見てくれます。
実際、工場勤務の男性でカップル成立する人をたくさん見てきました。
心配はいりません。
社会人としてまともに働いていれば、世の中には色々な仕事が必要なことは普通分かります。
門前払いするような女性は、逆に危ないですね。
いわゆる「地雷女」の可能性が高い。
変な女性を見分けやすくなる分、良いかもしれません。
先ほど「モテないけど不利ではない」と言いました。
確かに食いつきはよくありません。
でも、工場勤務の人はそこそこ安定しているイメージもありますので、印象は悪くはないんです。
街コンや婚活パーティでは「安定している」というのは大きな強み。
さり気なくアピールできれば、武器にもできるんです。
参加した人たちを何人も見ていると、失敗パターンと成功パターンがあることに気づきました。
工場勤務という仕事も、上手に話せば長所としてアピールすることができるんです。
まずは失敗例から。
こんな会話は、ネガティブな印象を与えてしまいます。
女性：「あ、そうなんですか。何を作っているんですか？」
男性：「チョコレート菓子の工場で、ずっと立ちっぱなしで検品作業をしています。」
女性：「大変そうですね…」
男性：「いえいえ…」
女性：「…」
いかがでしょうか。
こんな会話では、アピールなんて無理ですよね。
工場勤務をプラスの印象で話せる人は、こんな会話をしていましたよ。
女性：「あ、そうなんですか。何を作っているんですか？」
男性：「チョコレート菓子ですね。慣れているので、仕事中は次の旅行先のこと考えたりしてますよ。」
女性：「旅行とかよく行くんですか？」
男性：「最近は月に１回は行ってます。この前昇給したんで、お祝いに北海道に行ってきました。」
女性：「北海道良いですよねえ。」
男性：「良いですよ。昔の貧乏旅行も楽しかったけど、最近はちょっと贅沢できるようになったんで嬉しいんですよね。」
女性：「いいなあ。実は結構稼いでそう！服装もオシャレだし」
男性：「まあそれなりに（笑）旅行ぐらいしか金は使わないんだけどね」
女性：「そうなんですね♪」
いかがでしょうか。
文章にすると露骨に見えますが、現場では自然な会話に聞こえました。
具体的な仕事の中身を話しても、会話は盛り上がりません。
それよりも、稼いだお金で何をしているか。
どんな休日を過ごしているか。
あなたの生活ぶりが分かる話に持っていくと話が広がります。
この男性の場合
・旅行に行く余裕があるぐらいには稼いでる
・普段は堅実に生活している
この２点をアピールすることに成功しています。
街コンに参加する女性にとっては、仕事内容より「どんな生活をしているか」のほうが関心があります。
別に旅行でなくても良いんです。
「週に１回は食べ歩きに行く」
「自分へのご褒美にこんなモノを買った」
仕事とプライベート、両方のバランスがとれていることを話せればOK。
無趣味な人は「貯金が趣味だ」でも良いですよ。
ガチガチの業務説明なんていりません。
「そこそこ稼いでいて、安定した生活ができている」ことを伝えましょう。
こんな言葉を聞いたことがありませんか？
「工場勤務の男性は街コンや合コンでモテない」
これは、半分真実・半分ウソです。
まず、工場勤務という仕事に華やかなイメージはありません。
安定しているけど、給料はそんなに高くないというイメージでしょうか。
でも、そんな地味な印象をひっくり返すこともできます。
どうすればいいのでしょうか？
服装を意識すればいいのです。
どうも、工場勤務の男性は服装がイマイチな人が多い気がします。
ラフな格好というか、楽な格好と言えばいいのか…
カジュアルな服の人が多いんですね。
ちょっと服装を工夫するだけで、少なくとも「給料が安そう」というイメージは消せます。
そのイメージさえ消せば、「安定している」という良い印象だけを残せるのです。
街コンという空間は特殊です。
普段のお出かけとは違う「非日常」空間。
街コンには、特殊性を意識した服装で参加するべきです。
街コンに着て行く服装を考えるときの最重要キーワードは「清潔感」です。
清潔感がないと、どんなに稼いでいても信用されません。
理由については、以前「街コンに相応しい服装とは」という中でも話しました。
初対面の人を見た時、大部分を外見で判断します。
かわいい・かっこいいという見た目の問題だけではないんです。
「このひとは頭良さそう」
「このひとは貧乏っぽい」
「なんか、軽そう」
人柄についても、外見で判断されてしまいます。
うまい例えではないかもしれませんが、高級レストランに行ったのにウエイターの服がボロボロだったら…
「この店大丈夫か？」と不安になります。
それと似たようなことが、街コンでは起こるのです。
街コンでは短時間の間に何人もの異性と会いますよね。
第一印象をひっくり返すのは大変です。
だからこそ、街コンでは相手に不快感や不信感を与えない服装が大事なんです。
あなたがちゃんとした服装をしていれば、女性は「この人は生活力はありそう」と思ってくれます。
少なくとも、スタートラインには立てるのです。
具体的にはどんな服を着ればいいのか？
詳しくは「街コンにおすすめの男の服装【全身コーデの実例を紹介】」をご覧ください。
体重１００キロ超え男「おいどん」シリーズの第三話です。
前回はシルエットを意識したイメチェンを行いました。
今回は実践編。
きれいめパンツをゲットして、街コンに参戦です！
前回、おいどんさんにはパンツ（ズボン）をチェンジしてもらいました。
太い人は、どうしてもゆったりしたパンツを履きたがりますよね。
街コンでは、それはNG。
楽に履けて、シルエットもきれいに見えるパンツを用意したのです。
足元のシルエットを整えるだけでも、ファッション全体の清潔感がアップします。
これで、準備は万端！
…と思っていた時期が私にもありました。
街コン当日、おいどんさんを見てびっくり！
上半身はフリースだったのですが、毛玉だらけじゃないですか！！
これでは、清潔感どころか不潔感が漂っています。
慌てて、毛玉処理をしました。
フリースはとても便利な服です。
適度にカジュアルで、清潔感アップも狙える。
優秀なトップスだと思います。
ただし、要注意なのが毛玉です。
フリースは静電気でホコリもつくし、毛玉ができやすい。
マメに手入れしないと台無しです。
Youtubeにフリースの毛玉処理の方法がありました。
これの真似をすれば、すぐにとれます。
襟元とか袖とか、毛玉だらけだと目立ちますよ。
特に街コンという特殊な場所では…
一発アウトもありえます。
清潔感を出すのは、基本中の基本です。
街コンにフリースを着ていくなら、意識してほしいことがあります。
「カジュアルになりすぎないこと」
トップスをフリースに持ってくるなら、パンツやインナーでバランスをとりましょう。
例えばこの写真の服装。
これだと、カジュアルすぎてだらしない印象です。
下半身のシルエットがダボッとしているせいですね。
裾上げして丈を合わせるか、スラックスのようなシルエットがキレイなパンツを選びましょう。
そして、インナーも重要です。
おいどんさんには、こんな服装をしてもらいました。
インナーにタートルネックを着ています。
タートルネックですが、首周りはスッキリした感じになるように控えめのものを選んでいます。
タートルネックはカジュアルさを減らしたいときに便利な服です。
タートルネック＋カジュアルな服。
便利ですので、試してみてください。
ファッション改革をしたと言っても、まだ初戦。
結果を出すのは厳しいかなと思っていました。
街コン終了後に確認してみたところ、
「今度、食事に行くことになりました♪しかも、向こうから誘ってくれたんです！」ですって。
おいどんさん、実に良い笑顔でした。
まさか初戦から、手応えを感じるとは…意外とやり手です。
でも、まだまだこれからが大変です。
街コン→デート→２回目デート…
１つ１つクリアしていかないと。
今回、おいどんさんは女性とデートするところまでこぎつけました。
これからどうなることやら…
また結果が分かり次第お話します。
ちなみに、体重１００キロ超えでもシルエットが綺麗な服装は可能です。
詳しくは「おいどんさんの第一話」をご覧ください。
体重１００キロ超え男「おいどん」シリーズの第二話です。
前回はファッション改革に使った通販サイトを紹介しました。
今回からいよいよ具体的な話に入ります。
おいどんさんのファッションで気になったのがパンツ（ズボン）です。
太い人は、どうしてもゆったりしたパンツを履きたがりますよね。
楽に履きたいのは分かるのですが、シルエットは意識しましょう。
こういう履き方はNGです。
パンツがダボッとしたシルエットになると、全体的にラフすぎます。
以前「街コンに相応しい男の服装とは」でも話しましたが、清潔感がないと恋愛対象になりません。
清潔感とは「初対面同士で不信感を与えない服装」と言い換えてもいいでしょう。
街コンではお互いに、何も知らない状態から会話がスタートします。
好みの問題はどうしようもありません。
でも「この人怪しい」と思わせないことは可能です。
まずは「いい人そうだな」と思ってもらえる状態からスタートできるか。
街コンの服装はそういう意味があるのです。
ラフでカジュアル要素が強い服装は、それだけ不利になります。
清潔感のある服装の基本は「細身」のシルエット。
服のサイズの大きさとシルエットの「細身」は別ですのでご安心ください。
シルエットのイメージはスーツ姿。
太っている人でも、スーツ姿ならシルエットがスッキリしているでしょう？
街コンに着て行く服も、これと同じことを目指します。
まずは、大きいサイズのパンツでも「テーパード」を履きましょう。
さらには、色は濃い目のほうがおすすめです。
テーパードとは、足首に向かって細いシルエットになるパンツですね。
ウエスト部分が太くても、足首付近をスッキリ細身にすることで清潔感が生まれます。
普通のストレートパンツを履くなら、ロールアップしましょう。
丈が余っているとカジュアル度が高まり、だらしなさが強調されます。
最近の街コンでは、ラフな服装の男性が増えました。
夏ならTシャツにハーフパンツ姿も珍しくありません。
そして残念なことに、そんな同性を見て安心してしまいます。
「次からもっと楽な服でもいいな」
そんな風に感じてしまう男性が多いこと多いこと…
スーツ姿の男性のほうが肩身が狭そうです。
体重１００キロオーバーのおいどんさんも、この罠にハマっていました。
最初はスーツ姿で参加したのに、徐々にカジュアルな服装で参加するようになったのです。
でも、実際に出会いをゲットできるかとなると話は別です。
出会いのゲット率は、キッチリした服装の人のほうが何倍も上です。
そういう事実に気づかずに、ラフな服装で街コンに参加し続ける…
もったいない！
次の街コンまでに私服を買う時間がないなら、スーツ姿での参加をおすすめします。
例えスーツ姿があなた一人だったとしても、いい出会いをつかむチャンスは必ず上がります。
私服は楽でゆるい感じのパンツしかない。
もしそうなら、ビジネスカジュアル風のパンツを買いましょう。
下半身がキレイめな服装なら、多少上半身がカジュアルでもバランスがとれます。
靴も同じですね。
履き古したスニーカーばかりではなく、きっちりしたデザインのものを揃えるべきです。
とはいえ、体重１００キロ超えの人は服を探すのも一苦労だと思います。
第一話で紹介した大きいサイズ専門の通販サイトも利用して、まずパンツから改革しましょう。
