昨日、当ブログにこんなコメントが届きました。
行っても成果がないし、いい人もいない。」
なかなか痛烈な意見ですね。
もしかすると、今このブログを読んでいるあなたも同じ思いなのかもしれません。
今回は、意味がないという意見に真っ向から反論させていただきます。
2016年に結婚した人の11.3%が婚活サービスを利用
まずはデータを元に反論したいと思います。
リクルートブライダル総研が調査を行ったところ、2016年に結婚した人の11.3%が婚活サービスを利用したことが分かりました。
ちなみに、2016年に結婚したカップルは約62万組。
単純計算で、6万組以上のカップルが何らかの婚活サービスを利用している計算になります。
(引用元:リクルートブライダル総研PDF)
ただし、婚活サービスには結婚相談所なども含まれます。
街コンや婚活パーティーに意味があるというなら、もっと絞り込まないといけませんね。
同じ調査で、婚活サービスの内訳も書いてありました。
街コン・婚活パーティーがきっかけで結婚したと回答した人は、18.7%。
まずますの数字だと思いませんか?
日経新聞の結婚率3%の意味
街コンと結婚率のデータで有名なのは、2013年に日本経済新聞が行った調査です。
当時の街コンに関するアンケート結果の概要はこちら。
(引用元はこちらを参照)
恋人ができた人:9.2%
結婚または婚約した人:3,4%
実はこの数字、2018年現在ではあまり参考になりません。
というのも、この調査は100人以上の大規模街コンを対象とした調査。
それ以下の街コンは対象外なのです。
街コンは、大規模なものだけではありません。
街コンと言いつつ、100人以下の小規模な街コンも増えました。
婚活パーティーと区別するのも難しいイベントがたくさんあります。
さらにいえば、2013年当時と2018年現在では参加者の人数や年齢層も違います。
参加者は当時より倍増しているし、年齢層も幅広くなりました。
状況がかなり変わったので、当時の数字は参考程度と考えたほうが良さそうです。
とはいえ、前回の調査結果も悪くないと思いませんか?
恋人ができた人は9.2%もいます。
つまり、10人に1人に近い割合です。
街コンも婚活の一つなので、結婚できた割合だけが強調されがち。
でも実際は恋人ができたら「行ってよかった」と思いますよね。
恋人ができたけど結婚できないかもしれないのは、街コン以外でも当たり前のこと。
3%という数字だけを見て「成功率が低い」というのは、ちょっとフェアではありません。
異性と話すと経験値がたまる
異性との会話に慣れていない人は、10秒話せば分かります。
緊張で挙動不審になるからです。
慣れている人と比べると明らかに空回り。
なかなか会話のキャッチボールができない人が多いです。
ところが街コンや婚活パーティーに3回ぐらい通うと、慣れてきます。
人見知りでも、5回も通えば自然な感じで話せます。
それぐらい、街コンでは濃密な経験値がたまるのです。
何十人もの異性と、短い時間の中で会話する。
しかも全員が初対面。
日常生活の中で、こんな経験はできません。
街コン・婚活パーティーだからこそできることです。
たった2時間でも、日常生活の数ヶ月分に匹敵するぐらいの経験になることでしょう。
たくさん失敗します。
でも、時々はスムーズに会話できた瞬間もあったはず。
成功と失敗を繰り返すこと。
異性との会話に慣れるころには、良い出会いをつかむチャンスがあるはずです。
身だしなみが変われば生活が変わる
あなたは普段、私服のコーディネートをどれぐらい意識しているでしょうか?
街コンに参加すれば、必ず服装を意識します。
自分の服装がダメなことに嫌でも気づかされる…と言ったほうが正確かもしれません。
異性との出会いが全くない男性は、服装の清潔感がどんどん無くなっていきます。
洗濯してるとか、そういうレベルの話ではないですよ。
楽な服装ばかり着ていると、パッと見たときの雰囲気が暗くて汚い感じに見えてしまうのです。
顔を変えることはできませんが、服装を変えるのは誰でもできます。
詳しくは「メンズスタイル(MENZ-STYLE)がダサいなんてウソだぞ!街コンでの評判を紹介」をご覧ください。
そもそも他に手段はあるの?
それでもまだ、街コンに行っても意味がないと主張する人もいるかもしれません。
主張するのは良いのです。
でも、他にもっと良い手段を確保してくださいね。
何の手段もないのに言っているとしたら、とても心配です。
怖いのは、何も行動せずに年をとること。
他人の行動を否定すれば一瞬だけ気が晴れるかもしれませんが、恋人はできません。
私が見てきた参加者の人達は、決してモテるタイプではありませんでした。
すぐには上手くいきません。
何度も失敗を繰り返しながら、少しずつ変わっていったのです。