私は街コンの運営スタッフでのべ5000人近くの参加者を見てきました。
(私が見てきた実例については、こちらを参照)
第三者視点で観察していると、街コンで成功する人とダメな人には服装の傾向がありました。
今回は、街コン攻略に必須の服装の法則についてお話します。
ファッションの基本シルエットは3パターン
まず、ファッションでお洒落に見えるシルエットには3つのパターンがあります。
Iライン、Yライン、Aラインシルエットです。
この3つの基本パターンを抑えれば、「ダサい」とか「くたびれた感じ」にはなりません。
Iラインは細身のシルエットの服で全身を合わせたもの。
Yラインは、トップスにボリュームを持たせて、ボトムスは細くしたコーデ。
Aラインは、トップスを細身にしてボトムスにボリュームをもたせたシルエットです。
男性の私服ってかっこ良く着こなしてる人が少ない気がしませんか?
これは、上半身も下半身もダボッとしたシルエットになってるのが原因。
男性は細身のパンツを履くのを嫌う人が多いし、丈が合ってない状態で履いてる人もいます。
ファッションは足元から。
ボトムスがおかしいと全体的な印象がダサくなってしまうからなんです。
Iラインコーデは万能型
まず、私達がよく見かけるのがIラインシルエット。
スーツ姿のサラリーマンがこれですね。
トップスもボトムスも、細身のシルエットです。
どちらかと言うと、カジュアルよりもドレス(フォーマル)な印象をもたせてくれるシルエットです。
初対面が多数集まる街コンでは、圧倒的にIラインコーデが有利です。
そして、Iラインコーデを目指すと街コン以外でもファッションで失敗が少なくなります。
この理由については後ほどお話します。
Yラインコーデは体型カバーしたい人におすすめ
トップスにボリュームをもたせたYライン。
体型が気になる人にぴったりのコーデです。
ボトムス選びを間違えなければ、パーカーやダウンジャケットなどもお洒落に着こなせます。
街コンで成功する人は6割がIライン、3割がYラインコーデの服を着ていました。
Iラインよりもカジュアルな印象になりやすい。
その分、優しく親しみやすい雰囲気を作りやすいのかもしれません。
ポイントさえ外さなければ、街コンでも活躍できるファッションです。
Aラインはラフでワイルドな印象に
最後にAライン。
男らしさやラフな印象になりやすいファッションですねえ。
街コンではこのコーデはあまりおすすめしません。
カジュアルすぎると街コンでは不利になることが多いんです。
詳しくは、「街コンで女子ウケがいいファッション」をご覧ください。
Aラインはキマるとかっこいいコーデなんですが、失敗するとすぐにダサくなります。
近所のコンビニに行くオジサン状態にならないように、注意しながら作らないといけないコーデです。
Iラインシルエットがおすすめの理由
街コンでIラインシルエットがおすすめの理由は2つ。
ひとつ目は失敗が少ないことです。
ボトムスを細身でスッキリしたシルエットにしておけば、
トップス選びがグンと楽になります。
細身のトップスならIラインになるし、トップスにボリュームを持たせてもYラインになるだけです。
どちらにしてもお洒落に見えるシルエットを守ることができます。
ふたつ目の理由は、街コンでの女子ウケがいいこと。
街コンでは多くの男性がカジュアルな服を着ていますが、カジュアルすぎると信用度が落ちます。
親しみやすさは出るかもしれませんが、話に説得力がなくなるんです。
街コンでは仕事は何をしてるか、どんな生活をしているかという話題が出てきます。
あまりにカジュアルな服だと、実際は金持ちでも貧乏に見えてしまう…なんてこともあります。
実際、街コン連敗中の常連客にスーツを着てもらったら、上手くいったこともあります。
(詳細は「街コンでスーツは使える」を参照)
街コンでは親しみやすさよりも誠実さをアピールするほうが効果的。
基本的には、カジュアルな要素よりもドレス(フォーマル)な要素が多い服装がおすすめです。
迷ったら黒スキニーパンツ
「よし!さっそく服を揃えよう!」
意気揚々とお店に行ったとしても、何を買ったらいいのか分からなくなるのがファッションの難しさ。
「このトップスは細身?色は?素材は?」
考えることが多いんです。
ファッションの迷路にはまらないように、最初は黒スキニーパンツを買うのがいいと思います。
ボトムスを固めておけば、ボトムスに合う服を探す作業に集中できます。
詳しくは「街コンで女子ウケがいい黒スキニーパンツ」で解説していますが、街コンではモテるか失敗するかはボトムスを見ればすぐに分かるんです。